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「種」が土から芽を出すには? 水をやるか肥料を撒くか、方法はどれ?

2017年05月09日

【今日の視点】
外国人旅行者の増加から考えうる「案内」の現状とは → 案内の言語ではなく有無で困る状況はないか? → 「変化」をきっかけに、対策や「新しさ」が生まれる循環も大切にしたい

 

予想外のことが起き、確かに少々混乱はしたものの、結果として良い方向に進んだ……つまりは「塞翁が馬」と言えるできごとは、皆さんもご経験が多いのではないでしょうか。

人生、社会、経営とどれであってもすべてが思いどおり、または「思ったとおり」にいくとは考えにくいものです。こうなると期待していたのにならなかった、こうなってしまうと心配していたがならないで済んだなどは、いろいろな場面で起こりうるはずです。

20175月7日付けの朝日新聞グローブの特集は、「京都へおこしやす」でした。「京都へ。日本へ。今日もたくさんの外国人旅行者が訪れています。」とあるように、日本だからといって日本語の案内だけでは不自由する人々が増えているのが今日でしょう。

とは言え、「案内」で困っているのは果たして外国人旅行者だけだろうか? と考えるきっかけにもなるでしょう。

そもそも案内がなく分かりづらい観光スポットはないでしょうか。オススメすべき魅力はたくさんあるのに、案内がないせいで多くの人に気づいてもらえないままになっている場所があるかもしれません。

その場合、日本語での案内をつけるのと同時に英語の説明もつけるなど、「改善」が一気に進む可能性がありますね。

同じ「グローブ」の「Re:seach [歩く・考える]」面では、「時代劇が映すもの」として「なぜ、日本の時代劇はこんなに低調になってしまったのか」についてを、韓国、英国そして日本の時代劇・歴史ドラマから分析しています。

日本の時代劇が低調であることは事実と言えるでしょう。ですが、その原因を考え、ほかの国と比べ、話を聞くことで、日本の時代劇の特徴やそれが低調さにどう関わっているのかが分かったり、「対策」と言えるような考察が生まれたりしています。

特に、低調とは言えゼロではありません。昔ながらの筋書きではなくても、今日に合った特徴を持つ新たな時代劇が生まれていることも判明しています。

単に「低調になってしまった」と嘆いているだけではなく、原因を考えたりほかの例と比べたりすることで、「新しさ」を取り入れたものが生まれたのであれば、復活、いえ将来の成功へのきっかけにすることができたと振り替えれるのではと感じます。

種、つまり「ある事の原因となる物事」は、待っているだけでは見つからないと言えるのではないでしょうか。種を見つけるべきだと気づき、探し、見つけ、考え、実行する……と事態が進むのは、自ら積極的に動いた場合だと考えられます。

土に埋まっている種が、芽を出し、大木に成長できる機会を逃さないことを、つねに気をつけていたいものだと思います。

ですが人間、うっかり見逃すことも多いでしょう。そんな場合でも気づかせてもらえるよう、主観のみではなく客観的に見たり考えたりする視点も忘れないでいたいですね。


 


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